戦後70年の今年、できる限り、日本・海外問わず20世紀の戦争の場(沖縄・広島、ベトナム・カンボジア他)に足を運んでいます。その中で、ベトナム戦争戦跡を巡り、対米戦争における沖縄・広島/長崎とベトナムの2つの相似性に改めて衝撃と、深い慟哭を覚えました。写真はその2つの相似性を示しています。【沖縄・糸数アブチラガマ=ベトナム・クチトンネル=地下における非戦闘員も含めた対米ゲリラ戦】と、【広島長崎・被爆者、放射能後遺症=ベトナム・枯れ葉剤、奇形児=非戦闘員に対する先端科学兵器で後世の子孫も苦しむ】。戦後70年、憲法と安保法制の議論において、私たちは、日本のみならず世界全体の20世紀の戦争を検証する必要があります。