久々の福島・南相馬市。日本政策学校の7・8期生と共に。そして、数年ぶりに桜井勝延・南相馬市長に再会。思えば震災後の2011年11月に日本政策学校を創設・開学式の一番最初の講義を桜井市長に賜りました。以来4年以上の歳月が流れ、今や8期生を迎える学校になり、開学以来、震災復興をジブンゴトとして議論・実践を深め、その桜井市長の講義に薫陶を受けた第1期生からは、復興に身を捧げようと東京から福島に移住し南相馬市議が誕生。また、国会事故調で福島の仕事をしていた弁護士が国会議員になりました。その他の卒業生を加えると40名近い市長・地方議員を輩出しています。福島県そして南相馬市は、「復興庁」の他に、避難指示区域の被災事業者支援・汚染水問題は「経産省」、除染・汚染廃棄物処理は「環境省」と省庁がまたがり、岩手・宮城より一層複雑困難な状況です。ここで、開沼博さんの言葉を胸に刻みたいです。『いま必要なのは、具体策もないまま「福島を忘れない」と優等生的な理念を唱え続けることでもありません。例えば、福島のものを買ったり観光に行ったりする。仕事の中で関わってみる。そんな、日常生活の中の「買う・行く・働く」を通して接点を少しでも作っていくことなら誰でも気軽にできるでしょう。震災から5年。福島は「正しく」現状を知りながら「楽しく」関わる方法を探求すべき時期を迎えているのです。』(一部要約)〜政策学校では、これから半年間かけて「正しく」南相馬市の現状を知り、施策をまとめ、市長や市役所、市民の方へ、半年後に政策提言します。これが、微力ながら、我々の「南相馬市と関わる方法」です。開沼氏出典→http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160116-00504765-shincho-soci&p=1