ケニア・ナイロビを訪れました。当地で開催されたTICAD(アフリカ開発会議)に参加。そこで安倍首相は3兆円の投資をアフリカ諸国に約束しました。ここで重要なことは、今、先進諸国で行き詰まっている単なる”マネー資本主義”をそのままアフリカに移植する愚を犯してはならないということです。この3兆円を、新たな地球と人間に優しい資本主義をアフリカ大陸で推進することに活かすことこそ、欧米や中国ではない、日本に相応しい役割であり戦略です。それを言葉にすると様々な言い方がありますが、A=(少しスリムにした貨幣経済&マネー資本主義)と、B=(ボランタリー経済orシェアリング経済&里山資本主義or公益資本主義)、このAとBを両立したもので、まさにポスト資本主義=資本主義3・0と言えます。今回ナイロビでご一緒した原丈人氏は、この公益資本主義の提唱者であり、内閣府参与として安倍首相のブレーンですので、日本政府に強力に進言されています。私たち自身も、政府任せでなく、公益資本主義を世界へ拡めるべく、数多くのアフリカのリーダーたちと会い議論をしました。そして、この後は、その具体的実践の準備のため、同じくアフリカのモザンビーク、ルワンダです。img_4422 img_4459