ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで運営中の学校で、講義やりました。修了式も。同国最高峰のサラエボ大学コンピュター学部と組んで、世界リーダー養成学校として、ブロックチェーン等の先端技術と社会リーダーシップを、90年代に数百万の死者と難民を出したユーゴ内戦の戦時中に育った現地の若者に教え、世界から戦争と飢餓をなくすリーダーを育成するエドテック・グローバルスクール・サラエボ校です。幼少期に戦争原体験を持つ理系大学生は、技術の学びも、社会変革への思いにも圧倒的にモチベーションが高く貪欲で、先進国中心とは一味違う、分散ネットワーク型の地球社会を実現できそう。まさにテーマは、「Peace Engineering」です。今後の世界リーダーへの成長が楽しみでなりません。http://edotec.org/
・写真は、10月から開始していた秋学期の講義の一部と今回の修了証書授与です。(ボスニア以外に、アフリカ・ルワンダ校、ヨルダン校(シリア難民対象)も運営しています)。日本のロボット研究者・吉藤 オリィ (Ory Yoshifuji)氏が開発した分身ロボット「Orihime(織姫)」を、サラエボ大学教室に設置し、現地にいけない専門家講師は、日本から織姫ロボットを通じて、現地の学生に教えることができる画期的遠隔ラーニングも実現です。多くの関係者の皆さんに感謝です。