バングラデシュとミャンマー国境にあるロヒンギャ難民キャンプに行きました。今回は、ロヒンギャ難民への教育支援の模索と、エドテックグローバススクール・バングラデシュ校開校検討のために来ています。21世紀最悪の民族浄化と言われる仏教国ミャンマーでの、イスラム教少数民族ロヒンギャへの虐殺、焼き打ち、差別・抑圧。バングラデシュに逃げて来た難民は、2017年後半だけで60万人を越え、数ヶ月前までは熱帯雨林が延々と続いていた国境地帯が、貧弱なバラックが延々と続く難民キャンプに様変わりしています。21世紀最悪の難民問題と言われる理由は、そもそもロヒンギャは、母国ミャンマーでも差別から無国籍であり、”無国籍&難民”という他の難民問題にも存在しない、史上まれに見る二重苦を背負っている人たちなのです。キャンプでの問題は、公衆衛生と教育で、学齢期の子供の10分の1しか教育を受けてないそうです。仕事につくことも許されません。その幾重もの苦しみを背負う子供達へ笑顔しか返せない自分たちの無力さに心が沈みます。これから、ロヒンギャ教育支援とダッカの大学と連携したエドテックグローバススクール・バングラデシュ校について実現を目指したいと思います。皆さま宜しくお願いいたします。

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